2005年11月27日

ハリーポッター4:creepy − ハリーポッター第4巻

前回取り上げた「The Riddle House」ですが、このように描写されています。

The Little Hangletons all agreed that the old house was 'creepy'.
(村の人は皆、リドルの家を「気持ち悪い」と思っていた。)

creepy を気持ち悪いと訳しましたけど、それだとニュアンスが伝わっていないと思います。

動詞のcreepは「(虫が)這う」ということです。

そこから「身の毛のよだつような気持ち悪さ」を表すときにcreepyと表現します。

50年前に原因不明の死亡事件が起こったわけです。

なんとも言えない気味の悪さがありますよね。

それを伝えるのに creepy という言葉がぴったりですね。


<おまけ>

そういうわけで creep にはあまり良くない語感があります。

虫が這っているんですから、当然ですよね。

これは結構有名な話ですが、コーヒーに入れるクリープ。

そのまま英語圏に持っていくと絶対に売れません。


ハリポ4:cuppa
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posted by ロイ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ハリーポッター第4巻
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