(今回の主人公は男性バージョンです。)
結構コンピュータには強いあなた。
今日も会社で快調にキーを叩いていると、後ろから声をかけられました。
振り返ってみると、後輩の女の子。(←あなた好みのかわいい子)
話を聞くと、彼女のコンピュータの調子が悪いので見て欲しいとのこと。
"Sure."
「もちろんさ。」
といって、彼女のPCの前へ行き、すこしいじってみる。
後輩の前でいいところを見せたいし、頑張るあなた。
でも彼女はちょっと心配そう・・・
少し経ってから、直りそうかどうか、その子が訊ねてきました。
"Piece of cake."
「朝飯前さ。」
と答えるのはちょっとつまらない。
だってそんな表現は知ってる人多いでしょ。
じゃあ、ちょっとひねって "Before breakfast." って文字通り言ってみるのもいまいち。っていうか英語にそんな表現ないし。
そこであなたはこう答えます。
"I can fix it with my eyes closed."
「簡単さ。」
これで彼女があなたにしびれること間違いなし!(←その通り直せれば)
[解説]
"with one's eyes closed"
は「目を閉じたままでもできる」つまり「とても簡単」ということです。
#文字通り「目を閉じたままで」という意味の場合もありますが。
他にも似たような意味の表現には
"Piece of cake."
というものもあります。
でもこの表現は、「使える表現」みたいな本を見ると、たいてい出てきます。
そのくらい、使い古されたというか、紹介され尽くした感があり、知っている人が多すぎて、あまり格好良くありません。
"with one's eyes closed" は、文章の最後につけて使いますので、いろんなバリエーションを作れます。
レベルは高いですが、カッコイイですよね。
[用例]
I can do this presentation with my eyes closed.
「(たくさん練習したので)このプレゼンはもう簡単にできる。」
I can do one-arm pushups with my eyes closed.
「片手での腕立てなんて簡単さ。」
pushups で「腕立て伏せ」ですね。
one-arm pushups で「片手での腕立て伏せ」
He is so good at video games, he can beat his opponents with his eyes closed.
「彼はゲームがとても上手で、対戦しても相手を軽くやっつける。」
video games で「テレビゲーム」ですね。
beat は「負かす、やっつける」
opponents は「競争相手、敵」ですが、ここではゲームの「対戦相手」を指しています。
[もっと知りたい方は]
こちらのグーパス検索を参考にしてみてください。
"I can ... with my eyes closed"
http://www.google.com/search?num=100&q=%22i+can+*+with+my+eyes+closed%22
"he can ... with his eyes closed"
http://www.google.com/search?num=100&q=%22he+can+*+with+his+eyes+closed%22