2005年08月10日

アメリカ南部は訛りが強いってホント? − 留学Q&A

Q.アメリカ南部は訛りが強いって本当ですか?
A.本当ですので気をつけて下さい。

私はジョージア州に1年間留学しましたが、南部の訛りのことを全く知らずに行ってしまいました。
皆さんにもその危険性(笑)について是非知っておいて頂きたいです。

私が留学した大学は、カーター元大統領の母校であるGSW(Georgia Southwestern State University)でした。
→興味のある方は留学中に書いたエッセイ、アメリカス事情もご覧下さい。

アトランタの空港に到着しましたが、そこから足がありません。
学校はそこから約200マイル(320km)南にありますので、学校に電話をして、迎えに来てもらいました。

そのとき来てくれた人(←特に訛っていませんでした)と、いろいろと話をしました。
話をしながら、今後の1年間のことを想像し、とても楽しい気持ちになっていました。

そして約3時間後、学生寮に到着し、
「よし、頑張るぞ」
と思っていた矢先のことでした。

RA(Resident Assistance)の人に会いました。Resident Assistance というのは、寮の世話人みたいな人で、何か困ったことがあったら助けてくれる人です。

まずは挨拶をしたのですが、何となく、
「あれ?」
という変な感じがありました。

そのまま後に付いて、自分が住むことになる部屋まで連れていってもらったのですが、道中相手の言っていることがあまりわからない。

以前、ウィスコンシンに行ったときにはそれほど会話に支障はなかったし、日本の大学では英語で行われる授業もたくさん取っていました。
ですので、ヒアリングにはそれなりに自信がありました。

だから何かの間違いだろうと思い、わかった振りをして、部屋に着いたので「ありがとう」と言って、別れました。

しばらくして、わからないことがあったので、さっきのRAに聞きに行きました。何を聞いたかはもう覚えてないのですが、最後に彼が一言こう言いました。


「..ワッヨゥネィ?」


は?


聞き返すともう一度
「..ワッヨゥネィ?」


これはWhat's your name?なのか、と悩みながら、「いまさら名乗るの!?」と思いつつ、名乗りました。


「My name is Roy.」


でも全然話が通りません(涙)。

彼がさらになんか言ってきますが、何を言っているかさっぱり分からない!

埒があかず、もういい、という感じで逃げ出しました。

会話にはそんなに不自由しないと思いこんでいましたので、先行きが真っ暗になるほどの衝撃でした。

はっきり言って、そのまま日本に帰りたかったです。


「..ワッヨゥネィ?」が実は
Is that what you need?
だったとわかったのは、ずうっと後のことでした。

need を「ネイド」って発音するなんて、あり?


→興味があれば留学中に書いたエッセイ、アメリカス事情もどうぞ。
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posted by ロイ at 22:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 留学Q&A
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