2005年04月05日

アメリカス事情その6 − 留学エッセイ(アメリカス事情、ほか)

アメリカスはド田舎である為、物価が安い。

飲物で例を出せば、牛乳1ガロン(約4リットル)が2$ちょっと、コカコーラ2リットルが1$、水1ガロンは1$もしない。ビールも、安い物で1本(350mlビン)50¢、高い物でも1$ちょっとである。

極楽・・・

安いだけでなく、容量もでかい為、1人で消費するには結構つらかったりする。例えば牛の挽肉を買うとする。約500グラムのパックが1$20〜30¢で買える。それが一番小さいパックなのである。

500グラム?そんなにいらねえよ。

なんて思いながら

まあ、安いからいっか

ということで買ってしまう。

ポテトチップス等も、日本の普通の大きさの袋の3倍とかもっとありそうなでかい袋が、店には所狭しと並んでいて、ひとつ2$とかで買えると思われる。

この国は大量消費社会で、一般人は週に一回とかの割合でスーパーに行き、買物用カートいっぱいに買物をしていく(50品とか)。その為、買い溜めの為には一つ一つの品はでかい方が良いのかもしれないが、一人暮らしには少し不便である。まあ、一週間分の食品を買って、15$もあれば済んでしまうのはうれしい限りだが。

部屋代なども安い。ワンルームというものは存在しない(多分)が、2DKの部屋なら300$前後で借りられるし、2DKの大きな部屋とか3DKでも500$あれば借りられるのである。こっちでは友達と一緒に(勿論彼女と一緒という奴もいる)アパートを借りることが一般的な為、例えば2DKのアパートを2人で借りるなどすれば、部屋代をかなり安くおさえることができる。

電話代は市内はタダである。(基本料金のみがかかる)これに慣れてしまうと、テレホーダイなんて馬鹿らしく思えてしまう。この無料の電話がインターネット利用に凄い力を発揮するのである。プロバイダの利用料金も安く、月に15$とか20$も払えばあとは接続し放題になる。アクセスポイントが市内にあれば、あとは文字通り使いたい放題になるのである。

いい国だ・・・

(これは1998年11月13日に執筆したものです。)


アメリカス事情その7もこの際いっちゃえ
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