2005年04月05日

アメリカス事情その5 − 留学エッセイ(アメリカス事情、ほか)

何も無い町アメリカスで、1998年8月30日(月)大ニュースがあった。

「ドラゴンボールZ」放送開始。

カートゥーン・ネットワークというアニメ専門のチャンネルで平日17時から30分間の放送である。一体何故Zから始まるのかは不明だが、これが大ヒット。少なくとも日本人3人と韓国人1人が夢中になっている。

見ていて気が付いたのだが、所々に変更が加えてあったりする。多分暴力的で過激だという判断なのだろう。

例えば悟空とピッコロがラディッツ(悟空の兄ね)と戦っている場面で、悟空がラディッツを後ろから羽交締めにして、ピッコロが「魔閃光」で悟空を犠牲にしてラディッツを倒す時に、日本版だとビームが二人の胸を突き抜け、
だから悟空は死ぬんだけど、アメリカ版では二人は只吹っ飛ぶだけである。

何故悟空が死ぬ?

といった感じで、たまに迫力に欠ける時があるが、まあそれはよしとして、懐かしさ半分、新鮮さ半分(英語だからね)で楽しませてもらっている。
つい先週、ギニュー特戦隊(ギニュー・フォースと訳されている)が登場した。

因みに16時からは別のアニメが放映されていて、「天に代わってお仕置き」なんてやっているらしいが、興味外の為、見たことはない。

結構日本のアニメはアメリカで人気があったりする。英語ではジャパニメーションと呼ばれていて、レンタルビデオ屋に行くとジャパニメーションの一角があることもしばしば。

ドラゴンボール、アキラ、ブラックジャックなどから、あんまり聞いたことの無い物や、Hなものまでいろいろある。前に韓国人の友人が借りていたものの題名は

「けっこう仮面」

内容は言うまでもなく「月光〜」にひっかけた、ばかばかしいアニメである。ばかばかし過ぎて逆に楽しめたが、こんなものを外国人に見せたら絶対誤解されるって。どうせみんな侍、ハラキリ、忍者、寿司くらいしか知らないんだから。(笑)

(これは1998年11月11日に執筆したものです。)


アメリカス事情その6はどこ?
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