日本語と英語とでは身につけるべき語彙数も、実は全然違うのです!
日本語で最も頻繁に使われる単語の上位500語が日常生活の言葉のどのくらいを占めるかというと、約50%です。つまり、この500語を知っていれば日本語の約半分が分かるという事になります。
しかし、英語の場合だとこの500語で理解できる割合は
80%
近くに跳ね上がります。
そして、頻度上位2000語を覚えたとしたら、英語の9割以上が分かる事になります。
でも、日本語の場合には1000語を覚えてようやく6割、2000語を理解できるようになったとしても言葉の7割しか分からないのです。
数字の話なので、わかりやすいように、もう一度。
日本語で500語→50%わかる
えいごで500語→80%わかる!!!
日本語で2000語→70%わかる
エイゴで2000語→90%以上ワカル!!!
※このデータですが、記事のコピー(人からもらったもの)を持っているだけ
なので、オリジナルの出典がどこなのかわかりません。もしご存じの方が
いらっしゃれば、お教えいただけますと幸いです。
この違いはいったいどこから来るのでしょうか。
日本語は単語数の多い難しい言語で、英語は単語数の少ない簡単な言語・・・
なんてことは全くありません。
そりゃそうですよね。英語は難しいですもんね。
それに実は英語って単語数はめちゃくちゃ多いんですよ。前にも言ったかもしれませんが、ランダムハウス英和辞典には、なんと34万5千語が載っています。
それなのに日常会話で英語は日本語よりも少ない単語数で済む、という謎を解く鍵は、日常会話に使われる単語にあります。
日常会話でどのような単語を使いますか?
って、そりゃ基本的な単語ですよね。
つまり、英語では基本的な単語の意味が広いのです。
とくに基本的な動詞とか前置詞とかは、日本語の対応する言葉よりもずっと意味が広く、用法が多彩なのです。
だから、きちんとしたイメージを養わないことには、基本動詞や前置詞は使えるようにはならないのです。
使用語彙を増やして、まずは500語にしましょう。
そして2000語を是非とも目指しましょう。
2000語を使いこなせるようになれば、日常会話で不自由なんてほとんどしなくなります。
え、そういうおまえは使いこなせるのかって?
・・・orz
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[ポイント]
◇まずは使用語彙を500語に増やそう。
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≪あとがき≫
7/23(土)に関東地方を中心に強い地震がありましたが、みなさん大丈夫
だったでしょうか。
僕は会社の11階にいましたので、しばらくゆらゆらとビルが揺れていました。
電車の復旧を待って家に帰り、妻から家での状況を聞きました。
特に物が落ちてきたり、倒れたりなどということはありませんでした。
愛犬は庭で遊んでいたのですが、慌てて家に入ったそうです。
2歳の息子は特に動じることもなく、揺れが収まったときに庭に向かって
「ばいばーい」
と言ったそうです。(笑)
実は大物かも・・・