2005年07月25日

第12の気づき:身につけるべき単語数 − 50の気づき(2)

前回まで、理解語彙ではなく使用語彙を増やすべき、ということをお伝えしてきましたが、ではどのくらいの数の単語を身につければいいのでしょうか。

日本語と英語とでは身につけるべき語彙数も、実は全然違うのです!

日本語で最も頻繁に使われる単語の上位500語が日常生活の言葉のどのくらいを占めるかというと、約50%です。つまり、この500語を知っていれば日本語の約半分が分かるという事になります。

しかし、英語の場合だとこの500語で理解できる割合は

80%

近くに跳ね上がります。

そして、頻度上位2000語を覚えたとしたら、英語の9割以上が分かる事になります。

でも、日本語の場合には1000語を覚えてようやく6割、2000語を理解できるようになったとしても言葉の7割しか分からないのです。

数字の話なので、わかりやすいように、もう一度。


日本語で500語→50%わかる
えいごで500語→80%わかる!!!

日本語で2000語→70%わかる
エイゴで2000語→90%以上ワカル!!!


※このデータですが、記事のコピー(人からもらったもの)を持っているだけ
なので、オリジナルの出典がどこなのかわかりません。もしご存じの方が
いらっしゃれば、お教えいただけますと幸いです。


この違いはいったいどこから来るのでしょうか。

日本語は単語数の多い難しい言語で、英語は単語数の少ない簡単な言語・・・
なんてことは全くありません。

そりゃそうですよね。英語は難しいですもんね。

それに実は英語って単語数はめちゃくちゃ多いんですよ。前にも言ったかもしれませんが、ランダムハウス英和辞典には、なんと34万5千語が載っています。

それなのに日常会話で英語は日本語よりも少ない単語数で済む、という謎を解く鍵は、日常会話に使われる単語にあります。

日常会話でどのような単語を使いますか?
って、そりゃ基本的な単語ですよね。

つまり、英語では基本的な単語の意味が広いのです。
とくに基本的な動詞とか前置詞とかは、日本語の対応する言葉よりもずっと意味が広く、用法が多彩なのです。

だから、きちんとしたイメージを養わないことには、基本動詞や前置詞は使えるようにはならないのです。


使用語彙を増やして、まずは500語にしましょう。

そして2000語を是非とも目指しましょう。
2000語を使いこなせるようになれば、日常会話で不自由なんてほとんどしなくなります。


え、そういうおまえは使いこなせるのかって?

・・・orz


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[ポイント]

◇まずは使用語彙を500語に増やそう。



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≪あとがき≫

7/23(土)に関東地方を中心に強い地震がありましたが、みなさん大丈夫
だったでしょうか。

僕は会社の11階にいましたので、しばらくゆらゆらとビルが揺れていました。

電車の復旧を待って家に帰り、妻から家での状況を聞きました。
特に物が落ちてきたり、倒れたりなどということはありませんでした。
愛犬は庭で遊んでいたのですが、慌てて家に入ったそうです。

2歳の息子は特に動じることもなく、揺れが収まったときに庭に向かって

「ばいばーい」

と言ったそうです。(笑)

実は大物かも・・・
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posted by ロイ at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 50の気づき(2)
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