2005年07月24日

ハリーポッター6:ダンブルドアの発言 − ハリーポッター第6巻

ハリーポッターの第6巻「Harry Potter and the Half-Blood Prince」(邦題:ハリーポッターと謎のプリンス)を読んでいて気になった英語の表現などを取り上げてご紹介しています。

ダンブルドア校長は魔法使いの中でも特に頭の切れる存在ですが、自分の頭のよさについて言及した箇所が2箇所あり、ちょっと面白いと思ったので取り上げてみます。

まず1箇所目はチャプター10で、ダンブルドアがハリーに対して自分も間違いを犯すということを告白する場面です。

... I make mistakes like the next man. In fact, being - forgive me - rather cleverer than most men, my mistakes tend to be correspondingly huger.

こういう発言をできるところが「流石はダンブルドア校長!」という気がしますが、英語としても huge の比較級なんて僕は初めて見ました。

2箇所目はチャプター17でハリーが、自分ではとても重要だと思っていたことをダンブルドアに対して伝えたときに
「I do not think that it is of great importance.」
と言われてしまい、信じられないといった感じで
「Professor, did you understand - ?」
と念を押したときの返事です。

Yes, Haryy, blessed as I am with extraordinary brainpower, I understand everything you told me.

前の場面では発言に対して forgive me なんて言っていたのに、この場面では extraordinary brainpower なんて言い方をしているところがおもしろいですね。

その8
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posted by ロイ at 00:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ハリーポッター第6巻
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