自分の身の回りの人の話を聞いていると、受験したことのない人が予想以上に多いので、TOEICとはどんな試験なのかをご紹介したいと思います。
TOEICは Test of English for International Communication の略で、国際コミュニケーションのための英語試験ということです。
スコアは10〜990点の範囲で5点刻みで算出されます。
受験時間は120分で、問題数は200問です。
前半の100問がリスニング(45分)で、後半の100問(75分)は文法とリーディングです。
ここで大事なことは、回答にかけられる1問当たりの時間です。
120分(7200秒)÷200問=36秒/問
平均たったの36秒ですよ。
この中に長文を読んだりする時間も含まれるわけですから、短い文法問題なんて1問当たりせいぜい20秒くらいしかかけられません。
ということでさっきTOEICが「国際コミュニケーションのための英語試験」と書きましたが訂正。
「英語情報処理試験」と呼んだ方がいいのではないかと思います。
初めてTOEICを受けた人の典型的な反応はおそらく
「うわー、時間が全然足りなかった。」とショックを受ける
でしょう。
それ程までにたくさんの英語情報(音、文法、読解etc...)を処理しないといけません。
僕の友人の一人も
> 問題量、やっぱり多すぎ。
> 最後まで行き着かない(><)
> マイリマシタ。
って言ってました。
TOEICを初めて受ける人は、最初のヒアリングで大きくつまずきます。
まず最初は絵を見て、それを正しく描写している英語を選ぶ問題です。
1問目。答えがわかったので「よし」と思いながらマークシートを塗りつぶしていると、さっさと「Question No.2」の声が。
(間は6秒だか8秒しかありません。)
「えっ、もう?」と慌てて○を塗り、次の問題に移りますが、問題のレベルも少しずつ高くなり、だんだん落ち着かなくなってきます。
「うーん、どれが正しいかなぁ・・・」なんて悩みだしたらもう最後、試験の速いペースにせかされて、もうまともに答えることができません。
「わからん。はい次。」と言ってその問題を捨てられる潔さと切り替えの早さがあれば傷口はそれほど広がらないとは思いますが、いきなりのTOEICでそれをできる人はなかなかいないでしょう。
さらにリスニングの最後の長い会話は多分お手上げではないでしょうか。
英語を聞いた後、4つの選択肢の英文を読んでいる間に次の問題に進んでしまいます。
後半の文法・リーディングに関しては、特に急かされることはありませんが、時間がないのは一緒ですね。
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→→お奨めのTOEIC対策(その1)へつづく
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