いる、とお伝えしました。
http://englishpower.seesaa.net/article/4593620.html
では「使用語彙」はどうやったら増やすことができるのでしょうか?
「使用できる」ということは「使い方を知っている」ことが前提ですよね。
実際にどう使われているのかを(つまり例文などを)たくさん見聞きすること
によって
・どのように使うのか
・どのような意味で使うのか
・どんな時に使うのか
といったことを理解する必要があります。
そういったことがわからない限り、その単語を使えるようにはなりません。
で、私を含め、大部分の英語学習者の「使用語彙」は不足しているのが現実で
しょう。
書店に行けば、語彙を増やすための本はたくさん売られていますが、大抵は
「理解語彙」を増やすためのものです。
訳語が書いてあるだけだったり、例文がついていたとしても1つだけ。
そんな本を読んだって「使用語彙」は増えません。
「理解語彙」が増えるだけです。
ではどういうやり方がよいかと言いますと、まず何よりもお奨めしたいことは、
前置詞の意味や用法を理解することです。
・・・でも・・・
前置詞ってややこしいですよね。
場所や時を表すときの at、in、on などの使い分けが難しいですよね。
そんな、前置詞に自信がない方にお奨めなのが
「ネイティブスピーカーの前置詞」
という本です。
興味のある方のためにこちらのページで紹介しています。
英語では、基本的な動詞と前置詞を使いこなすことができれば、とてつもない
表現力を手に入れることができるんです。
つづく。(ごめんなさい。もったいぶる気はありませんが、長くなるので...)
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[ポイント]
◇最初に身につけるべき使用語彙は前置詞。
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≪あとがき≫
少し前に、仕事の関係で、あるロシア人と知り合いました。
彼はロシア語の他は英語が少しできるだけなので、コミュニケーションがなか
なかうまく取れませんでした。
でも、あることがわかってから、急に親近感が湧き、言葉がなかなか通じない
ことが全く気にならなくなりました。
彼はなんと、僕と生年月日が全く一緒でした。
そういう人に会ったのは生まれて初めてだったので、とってもうれしかった
です。残念ながら彼はもうロシアに帰ってしまったのですが、この出会いは
大切にしたいですね。
また、以前留学していたときに知り合った人がもうすぐ日本に帰ってきます。
僕が生まれた翌日に生まれた大事な友人です。
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