この本はQ&A形式で書かれていますのでとても読みやすいです。
しかし、回答として書かれている内容にはとても深いことも多く含まれており、とても勉強になります。
例えば
・「病気で死ぬ」という場合に die of 〜 と die from 〜 のどっちを使えばいい?
・「寝る」は go to bed と sleep でどう違うか?
・「忘れる」は forget と leave でどう違うか?
・「風邪をひく」はどうして catch a cold と言うのか?
・「〜と話す」は talk with 〜 と talk to 〜 でどう違うか?
・「電話を借りる」は borrow the phone と言えるか?
などといった誰もが疑問に思ってもおかしくないような疑問を題材に、意味論の研究を基にした明確でわかりやすい回答を出してくれます。
英語での単語のニュアンスの違いなどといった深い世界を、具体的にわかりやすく説明してくれる本ですので、単語の使い分けなどに興味のある方には特にお奨めです。
難易度 :★★☆☆☆
役立ち度:★★★★☆