2005年05月30日

第4の気づき:意味を込める − 50の気づき(1)

前回、文法というのは言葉の使い方だとお伝えしました。

もう一歩進めて考えてみましょう。

例えば文を組み立てる時の動詞の使い方とか、冠詞や助動詞などの使い分けが文法だということができます。

また、何かを伝えたいときに、いくつかの似たような表現の中から一つ選んで言葉を使う、それが文法です。


そう、選択。

英語を使うということは、選択の積み重ねなのです。

正確にいうと、言葉を使うということが選択の積み重ねなのです。
あまり意識しませんが、誰でも日本語を使うときにも、選択に選択を重ねているんですよ。

例えばテストで満点を取った人のことを言う時に、あいつは
「頭が良い」
「賢い」
「利口だ」
「勉強ができる」
「頭の回転が早い」
などいろいろな表現ができます。

これらを全部同じようなものだとしてしまうのが受験文法です。文を読むだけだったら少しくらいの違いを無視したってどうって事ありません。

でも実際自分で使うとなると、それぞれの表現の違いを知っていないことには表現を選べません。

自分で言葉を選んで使うということは、一つの言い回しを選び、そこに

”意味を込める”

ということなのです。深いですよ。


上の5つのことを、実際に自分が言われたとしたらどう感じるか、是非考えて
みて下さい。

僕だったら「勉強ができる」とはあまり言われたくはないですね。
「利口だ」と言われるような年でもないし。

この”意味を込める”ということがとても大事なのです。


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[ポイント]

◇言葉は選択の積み重ね。



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≪あとがき≫

先日、約2年ぶりにビリヤードをやりました。
最初に体を慣らすために一人でボウラード(ボウリング+ビリヤード、ボウリングのようなルールです)をやり、友人達が来てからはナインボールやエイトボールをやりました。

日本だと9ボールが主流ですが、8ボールの方が僕は好きです。
だって下手な人同士だと9ボールって終わらなくないですか?
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posted by ロイ at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 50の気づき(1)
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