メールマガジンを発行しているあなた。
発行をはじめて早1年ちょっとが経ちました。
読者の方々に楽しんでもらうだけでなく、自分でも楽しもうと思って続けて
来ましたが、ついに大台の100号に到達です。
でも、これはまだまだ序の口。
これから何年も続けていって、ぜひ本を出版したい!
そこに、メールが到着しました。
メールマガジンを読んだ友人が、早速メールをくれたようです。
"Congrats! You've done a great job!"
(おめでとう。よくやった!)
そこで、あなたはこう返事をします。
"Thanks. But it's just a milestone, not the end of the journey."
(ありがとう。でも、これは通過点であって、ここで終わりじゃないんだ。)
[ひとこと]
何か記録になるようなことがあった。
でも、そこで終わりではなく、通過点に過ぎない。
そういうことがあったときに便利な表現が、今回の
"It's just a milestone."
です。
milestone は日本語で言う「一里塚」に当たるものですから、まだまだ進んで
いる途中で、区切りの1つに過ぎないということになりますよね。
ストーリーで出てきた例のように
"It's just a milestone, not the end of the journey."
と「旅の終わりじゃない」と付け加えるのもカッコイイですよね。
機会があれば、是非使ってみて下さい。
[用例]
I believe that "blogs" are just a milestone on the evolutionary path of the Web.
「ブログというのは、インターネットの進化過程におけるマイルストーンの1つに過ぎないと思います。」
It's not just a milestone. It's a breakthrough.
「それはマイルストーンじゃない。ブレイクスルーだよ。」
milestone というのは道が続いている中でのお話です。道を進むことで
「節目」や「記録」にたどり着いたことを指しますからね。
それに対して breakthrough は「壁を破った」「問題を打破した」、
つまり、それまでの延長にはありません。
対比されたイメージを味わって下さいね。
[おまけ]
ストーリーの中で、友人から
"Congrats!"
(おめでとう。)
と言われる箇所があります。
"Congrats!"
というのは
"Congratulations!"
の略です。
労(ねぎら)いの表現として、よく使いますね。
この表現について、注意点を2つほど。
1つ目。
必ず【複数形】にしてください。
2つ目。
これは、努力が実った場合などにふさわしい表現です。
ですので、例えば結婚した女性に
"Congratulations!"
ということは失礼に当たる、と言われます。
なぜなら、結婚した女性に「努力が実ったね」って・・・おいおい(汗)
最近は気にしない人も増えているっぽいですが、ご注意下さいね。