2006年06月16日

can't afford − カッコイイ英語表現(5)

[今回のストーリー]

今日は待ちに待った、日本対オーストラリアのサッカー戦の日。

夜の10時からのゲームを、友人達と一緒に飲み屋で見て盛り上がる予定です。

でも、こういう日に限って、急な仕事が入って残業・・・

button.gif
























 
しかし、驚異的な集中力を見せるあなた。

普段から仕事をこのくらい懸命にやれば・・・と上司からツッコミが入りそう
なくらい高いパフォーマンスで仕事を片づけました。


時計を見ると、20:30。

お店までは1時間あれば着くので、キックオフには充分間に合いそうです。


と思ったら・・・駅に行くと、なぜか異様に混んでいます。


電車はすぐに来たものの、ダイヤがかなり乱れている様子。


"Hurry up!"
(急げ〜)

と念じてみても、電車が150km/hで走ってくれるわけでもなし。


むしろ、トロトロ運転。


"Three more stops to go..."
(あと3駅・・・)

などと残りの駅の数を心の中でカウントダウンしますが、腕時計が

"Tick tick tick..."
(チッチッチッ)

と時限爆弾のように冷酷に時を刻みます。



・・・あと10分・・・



・・・あと5分・・・



・・・あと3分・・・




ようやく着きました!


駅から店までは徒歩5分くらいの距離。

あなたは全速力で走ります。


"I can't afford to miss this match!!!"
(この試合を見逃すわけにはいかないんだ〜!!!)




[解説&用例]

can afford to 〜 というのは「〜する余裕がある」という表現ですね。

Can your business afford to lose a client?
(あなたのビジネスでは、顧客を失っている余裕がありますか?)


金銭的な余裕を意味することが比較的多い表現です。

例えば、SUV(Sports Utility Vehicle)が欲しかったけど、お金の面から
結局大衆的な車を買った人が・・・

That was all I could afford.
(それが私の出せる限界でした。)


can't afford と否定形にすることで、「(金銭的余裕がなくて)買えない」
という意味で使われることも多いです。

We can't afford to live in southern California anymore.
(これ以上南カリフォルニアには(金銭的に)住めません。)

He's 35 and he can't afford to buy a house.
(彼は35歳で、家を買う余裕がない。)


金銭的な余裕の他にも、今回のストーリーのように
「逃すわけにはいかない」とか「失うわけにはいかない」
といったニュアンスにぴったりの表現なんです。

I cannot afford to lose this chance.
(この機会を逃すわけにはいかない。)

I can't afford to lose you!
(君を失うわけにはいかないんだ!)




[もっと知りたい方は]

こちらのグーパス検索を参考にしてみてください。

"afford to"
http://www.google.co.jp/search?num=100&q=%22afford+to%22




[あとがき]

私ロイは、普段ほとんどテレビを見ないのですが、サッカーのワールドカップ
だけは別です。

期間中に4年分くらい(当人比)テレビを見てしまう予定です。
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posted by ロイ at 07:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | カッコイイ英語表現(5)
この記事へのコメント
記事の中のSUVについてなんですが、sport utility vehicleではないでしょうか?vehecleとなっていたので。。
Posted by てゐ at 2016年06月03日 13:41
>てゐさん
ご指摘ありがとうございます!
修正させていただきました!
Posted by ロイ at 2016年07月18日 12:21
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