2006年01月05日

英語の勉強を続けること − 50の気づき(3)

先日、英語を勉強する時間が取れなくなってしまった読者の方から
「メルマガ配信停止のお願い」というタイトルのメールが届きました。

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  「メルマガ配信停止のお願い」

今まで本当にありがとうございました。
英語の勉強する時間の余裕がなくなってしまいました。
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あなたは、これを見て何を感じますか?

#中には
#「発行者に解除の連絡をするのではなく自分で解除しなさい!」
#ってお感じの方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうことが
#言いたいのではありません。

英語で一番難しいことって何でしょうか?


文法や発音が難しいと言う人もいるでしょう。

単語を覚えるだとか、実際に話すことが難しいと感じる人もいるでしょう。


私の意見は違います。
一番難しいのは・・・


「英語の勉強を続けること」


です。


例えば1000単語を覚えれば会話が不自由なくできるようになるとします。
(正しい覚え方をすれば実際にできます。)

一時的に努力をして、その1000単語を覚えれば、会話が不自由なくできるレベルには到達はできるでしょう。



でも、5年後も、10年後も、20年後も、その力を維持できますか?


英語の勉強には、多大な時間を皆さん費やしてきています。

学校での授業。
試験勉強。
単語帳で単語を覚える。
ラジオの英語講座。
本を読む。
英会話のレッスン。
英字新聞を読む。
メルマガを読む。

などなど。。。


皆さんの英語力は、こういった時間の上に成り立っているのです。



でも人間は、残念なことに「忘れる動物」なのです。


母国語であっても、漢字を書かないと忘れてしまうように

外国語は、使わないとものすごい早さで忘れていきます。


でも、忘れないための努力をすれば、忘れる早さを緩めることができます。

細々とでも英語を続けることができれば、上達はしないまでも、英語力を維持することはできます。
それまでの努力を無駄にしないことができます。


でも、毎日でも毎週でも、英語のために時間を取ることは、とても難しいです。

他のことで忙しくなってしまう場合もあるでしょう。

英語をやる気が起きないこともあるでしょう。

生活で常に必要でない限り、自分から「英語のための時間」をわざわざ作らないといけませんからね。

因みに私ロイの場合には、車に乗っている時に、できるだけAFN(AM810MHz)などの英語のラジオを聞くようにすることなどを心がけています。
それでも実際に使う機会がわずかしかありませんので維持するのはなかなか難しいです。

さて、メールを下さった読者の方に、私はこのようにお返事をしました。

> 余計なお世話かもしれませんが、せっかく今まで英語を
> 勉強されていたのであれば、一時的に忙しくなったとしても
> やめないことを心からお奨め致します。
>
> メルマガが送られて来ても、忙しい間はそのまま削除すればいい
> のです。もし、また時間に余裕ができたときに「じゃあ読むか」
> と読み始めればよいのです。
>
> そうせずに、すべて講読をやめてしまうと、今後時間ができても
> 英語をやるきっかけがなかなかなくなって、今までの努力・時間
> などがもったいないですよ。


結局その方は、英語を学ぶことを止めないでくれました。

一時的に中断はしますが、止めないでくれました。

そのことが、とても嬉しかったです。

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[ポイント]

◇英語で難しいのは、勉強を続けること



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≪あとがき≫

ブログで「気づき」を書き続けるのも難しいです。(笑)

でも、続けることが大切ですから、気楽にやっていきたいと思います。

2006年も宜しくお願いいたします。m(_ _)m
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posted by ロイ at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 50の気づき(3)
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