今日は友人達と4人で potluck party(食べ物などを持ち寄るパーティ)を開催する日。
料理が何よりも得意なあなた。料理の仕込みは無事終わりました。
でものんびりとしている時間はありません。
会場を提供することになっていて、あと30分でみんなが来てしまう。
ちょっぴりあわてつつも、掃除をする手に気合いが入ります。
30分後、みんなが思い思いの食べ物を持って到着し、パーティが始まりました。
やはり料理が美味しいと会話が弾みます。
時が過ぎるのも早く、気づいたら外が暗くなりかけています。
さて、次はあなたの料理を出す番。
ちょっと台所へ引っ込み、中華鍋を熱し始めます。
これから作るのは炒飯。みんなには気に入ってもらえるでしょうか。
炒(チャー)とは強火のこと。
中華鍋を振っていると額から汗がたれてきます。
よし、完成。
念のために一口味見してみると、ふっくらで、それでいてパラパラ。
パーフェクトな出来映えです。
"Sorry it took so long."
(待たせちゃってごめん。)
みんなは待ちきれなかったようで、すぐに手を伸ばし始めました。
モグモグモグ・・・
モグモグモグ・・・
でも、誰もなかなかコメントしてくれないのであなたはこう訊ねます。
"What's the verdict?"
(どう?)
モグモグモグ・・・
モグモグモグ・・・
"This is delicious!"
(おいしい!)
"Yeah, this is the best fried rice I've ever had!"
(今までで一番美味しい炒飯だよ。)
やたっ!(^^)v
[解説]
・what's the verdict
verdict というのは陪審員が出す評決のことですね。
直訳すると「評決はどうだった?」ということですが、何かについての評価を聞きたい場合などにも使える表現です。
この表現はあまり応用が利きませんので、もう1つ解説しておきましょう。
・this is the best .... I've ever ....
たった今経験した物事に対して「今までで一番」と言いたいときに使える表現です。
best の後ろにその物事を入れ、ever の後ろにふさわしい動詞を過去分詞形で入れて下さい。
ストーリーの表現では「食べる」ということですので had(have)を使っています。
他にも「見る」だったら seen(原形はsee)とか、「聞く」だったら heard(原形はhear)のように入れ替えてください。
また、best(原形はgood)以外の形容詞を使うこともできますし、いろいろと応用が利く表現です。
[用例]
This is the best musical I've ever seen.
「今まで見た中で最高のミュージカルです。」
This is the stupidest joke I've ever heard.
「今まで聞いた中で一番アホなジョークです。」
You're the funniest person I've ever met.
「あなたは、今まで会った中で一番面白い人です。」
といった感じでいろいろと応用してみて下さいね。
[あとがき]
チャーハンをパラパラに作れるとカッコイイですよね。
私はあまり料理はしないのですが、実は一時期パラパラ炒飯を目指していた
ことがあります。ですので、炒飯だけは自信があります。
パラパラに作るにはコツがあるのですが、私のやり方は周富輝の直伝です。
・・・というと凄そうに聞こえるかもしれませんが、あるとき、周富輝が
テレビで解説してくれたということです。
それとディープブルーのDVDを買ってしまいました。
2歳半の子供と一緒に「おぉぉーっ」なんて声をあげながら見ています。
子供と一緒にいるとつい童心に返ってしまうのですが、それを除いても
この映像はすごいです・・・